歯科と熱中症

こんにちは、みらい歯科稲毛海岸です🍃
相変わらず暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
本日は、この時期によく耳にする熱中症について、歯科からのアプローチをお伝えしていきます。
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで体温調節、機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけではなく室内で何もしていない時でも発症し、救急搬送されたり場合によっては死亡することもあります。
熱中症で救急搬送される方は2010年以降大きく増加し、近年更に増えていると言われています。
脱水症と口の中の変化
夏に多い熱中症は体内の水分が失われる「脱水症」と大きく関係しています。
脱水症は、進行するまで症状が出にくいため、めまいや頭痛、吐き気などの症状が現れた時にはかなり進んでいることもあり、脱水が進めば体の機能が低下して死に至ることもあります。
隠れ脱水
- 口の中が渇く
- 舌が乾燥して動かしづらい
- 舌や唇が乾きひび割れている など
上記の症状があれば、かくれ脱水の危険があります。予防のためにこまめに水分補給をすることが大切です。小さな変化を見落とすとこなく今夏をお過ごしください🌸
脱水だけが原因ではなく、お口が乾燥することがあります。病気やケガ、加齢などの原因で噛むことや飲み込むこと、口の周辺の感覚や唾液を分泌する機能などが低下する口腔機能低下症の可能性もあります。口腔機能低下症とは、病気やケガ、加齢などの原因で噛むことや飲み込むこと、口の周辺の感覚や唾液を分泌する機能などが低下した状態です。
次回のブログでは、口腔機能検査についてお伝えしていきます😊